冬晴れの空の下、お散歩にはもってこいの花菜ガーデンです。
大寒を前に寒さ極まるこの時期でも、植物たちは花開いています。
梅林の散歩道の【ナノハナ】も
少しづつ開いている【ウメ】の花もそれぞれによい香りを放っていて、歩くだけで元気が出ます。
【マンサク】の蕾もサルビア園の奥で、ほころび始めています。
クリスマスローズは【ヘレボラス・ニゲル】とその原種交配種がそろそろ見頃です。
マグノリア園の【モクレン】の蕾は日ごとにふくらみ、
その足元には【原種系スイセン】(ナルシシッサス・カンタブリクス)がペチコートのような小さな花を咲かせ、【ムスカリ】の芽もだいぶ伸びています。
そうそう、花菜ガーデンならではのお楽しみも一つご紹介します。
先日、樹木ガイドツアーに参加する機会があって、楽しい時間を過ごすことができました。
ガイドさんのわかりやすく、興味深い話とともに冬芽の観察をしながら歩きました。
葉の落ちた痕(葉痕)がETの顔のように見える【ネムノキ】(マメ科)、鎧をまとったような【サクラ】(バラ科)
皮(芽鱗)の上に樹脂でコーティングまでしている【トチノキ】(トチノキ科)
【ハクサンボク】(レンブクソウ科)の芽は赤いキャンドルのようでした。
あまりに面白かったので、巡回しながらついつい木の芽に目が行くようになりました。
【ゴマギ】(レンブクソウ科)は2対の芽鱗の1対が早くも脱げかかっていて、手ぬぐいをかぶっているよう、
【クリ】(ブナ科)の芽は小さな栗の実そっくりに見えます。
こんな発見も花菜ガーデンならでは。機会があったら樹木ガイドツアーにご参加ください。
花だけではなく、木の芽も、カラーリーフも楽しめる花菜ガーデンです。