再生の花~カンナ~

8月6日は広島に原爆が投下された日。今日で75回目の記念日です。世界で初めて被爆国となった日本の過去に思いを馳せ、未来の平和を考える日でもあると思います。

夏の花【カンナ】この花は広島にとって特別な花だそうです。

被爆から1か月余りの9月半ばに、いち早く芽を出し、花を咲かせたのが【カンナ】爆心地から800mあまりのがれきに埋もれた小学校の校庭だった所だそうです。放射能のため、長い間新しい生命は芽生えないであろうと思われていた広島。

驚きとともに、希望が皆の心にも芽生えたであろうと思います。

原爆資料館の展示の一番最後に掲げられている、その【カンナ】の白黒の写真。

明るくて元気な、憂いとは無縁そうな印象の【カンナ】このエピソードを聞くと 芯に力強さを秘めた再生の花に見えてきます。

【カンナ】の花。植物としても不思議な花です。赤や朱、黄色などの華やかな花弁、実は花弁ではないのです。これは雄しべが花弁に変化したもの《有色の仮雄ずい》花弁はその下の細くとがった萼(がく)のように見えるものです。雄しべに当たる葯と花粉も別々にあります。

今度、ま近で、じっくりとご覧になってみてください。その生命力も一緒に感じながら。

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