今が見頃の田んぼのハス、雨の日でも美しいですね。そのハス田の並びの稲田の畔(あぜ)に真っ赤な花が咲きだしました。
‘もしかして、あれはヒガンバナ?’ ‘秋のお彼岸に咲く花がなぜ、今なのかしら。。。’というお声も聞こえてきました。
そうこれは確かに【ヒガンバナ】(学名:リコリス・ラジアータ)です。
じつは【ヒガンバナ】には2つのタイプがあります。種(タネ)ができるもの(2倍体)と種(タネ)ができないもの(3倍体)です。
今咲いているものは種のできるタイプで、本来のものより、ひと月ほど早く咲き、花の大きさも小さめです。
同じように中国大陸が由来ですが、古くから日本の里山で見られるものは、種のできない(3倍体)タイプです。
【ヒガンバナ】にもいろいろあるのを(時期はズレますが)見比べてみるのも、面白いのではと思います。
Zalt