本日は、NHK「趣味の園芸 野菜の時間」の講師で、農学博士の木村正典氏をお迎えして、「環境にやさしい野菜作り/家庭菜園・市民菜園の役割を考える」を開催しました。
園芸(園藝)とは、園(畑や庭)+藝(植物を植える)ことを示しています。
それは身体的・精神的な健康を支えるだけでなく、人としての成長や社会的な関係性を育みます。
沖縄の家庭菜園(アタイグヮ)は、「一石七鳥」にも渡る役割があり、地域のコミュニケーションの場でもあります。
特に、雨が降ると畑友達とおしゃべりができず、具合が悪くなる方もいらっしゃるとのお話もあり、場内からはどよめきの声が起こりました。
市民農園のお話では、海外事情にも触れ、ところ変われば規模も概念も変わることを学びました。
イギリスのアロットメントガーデンは、入り口が分からない程の完全プライベートな空間に対し、アメリカのコミュニケーションガーデンは広大であったり植えられた野菜にお国柄が出てたりと非常に個性的です。
お話を聞きながら、改めて菜園が人々を繋ぐ場となっていることを実感しました。
今年は何を植えようか………。春が待ち遠しいですね。
木村先生による来年度の講習会は次の通りです。
4月20日(日):春夏野菜を育てる
6月15日(日):地球にやさしい土作り
8月17日(日):雑草を活用する
10月19日(日):秋冬野菜を育てる
12月21日(日):自分で剪定する
2月15日(日):軟化して育てる
定員を上回るお申し込みが予想されますが、開催日の前日や当日にキャンセルが出ることがあります。
抽選に漏れた場合も、前日か当日の朝にお申し込みのページをご覧ください。
申し込みをしたが、後日受講できなくなった方は、ご自身のマイページにてキャンセルをしてください。
1人でも多くの方が受講できるように、譲り合いの精神でお願いします。
ご参加になった皆さん、お疲れさまでした。
木村先生、ありがとうございました。