次々と木々や球根の花が開花して、すでに春爛漫の風情の花菜ガーデンです。
【マグノリア】のコレクションがある《往にし方の小庭》ではハクモクレンの後を追うようにコブシ、シデコブシ、サラサモクレンなどが開花していて、見ごろです。
【ハナモモ】のコレクションがある《春告の小道》は一部の遅咲き品種を残して全体によく咲いて見ごたえがあります。
ハナモモまわりでは【ユキヤナギ】の白と薄桃色の花も満開で、いっそう華やかです。
双子山の林床をはじめ園内各所でたくさん咲いている【ヘレボラス】(クリスマスローズ)は時間とともに花色(実は萼片の色)が変化していてそれも妙味です。
《キッズビレッジ》に大船から移植した高木群は他より一足早く開花しています。
シャクナゲのような鮮やかな紅花の【ロドレイア・ヘンリー】
【サクラ】も3株あり、同じ株の実生を育てたものだそうで、それぞれに樹形も花形も違っていて、興味深いです。
菜の花の散歩道では野沢菜の【ナノハナ】も揃って咲きだし、ますます楽しくなりました。
チューリップ、アナモネなどが植えられた《触れん土ファーム》の球根ミックス花壇では先陣を切って、【ヒヤシンス】と【クロッカス】が咲きだしました。
《尾根見の池》を中心に【スイセン】類もよく咲いています。
変わりやすい早春のお天気ですが、一雨ごとに開花が進みます。
清々しい大気の中の散歩をお楽しみください。