炎天の下、元気です。(思ったより花は咲いていますよ(^^♪)

蝉時雨(せみしぐれ)と風鈴(ふうりん)の音の響く花菜ガーデンです。

酷暑が続いていますが、植物たちのおかげで潤いを感じることができます。

三日月山のパノラマ花壇は元気なビタミンカラー。

枝百景の丘の【サルスベリ】の花は強光線にこそ映える花色です。

キク科の多年草の【ルドベキア】は三品種が群れを成して、よく咲いています。

背の高い‘ヘンリー・アイラーズ’に、黄金の花束のような‘ゴールドストラム’、自然な風情を醸し出す‘タカオ’です。

  

グラスといわれるイネ科の多年草も、魅力的な花穂が出始めました。

パンパスグラスの名で知られる【シロガネヨシ】に花色や葉形にバラエティがある【ススキ】の仲間たち、陽に透ける穂のきらめきが美しい【チカラシバ】などです。

  

ルドベキアもグラス類も高温や乾燥に強く、夏の植物園の頼もしい味方です。

アオイ科の花たちもよく頑張っています。

槿花の小径の【ムクゲ】に、往にし方の小庭の【タイタンビカス】、キッズファームの【フヨウ】などです。

  

小さくて目立たないけれど、この時期美しい花を咲かせる多年草も。

双子山の【ヤブラン】と往にし方の【ノシラン】です。

 

初秋にはどちらも瑠璃色の美しい実をつけます。

夏咲きのリコリスも咲き始めました。

渋い緋色の【キツネノカミソリ】(リコリス・サングイネア)と青みを含んだ大きなピンクの花が美しい【ナツズイセン】(リコリス×スクワミゲラ)。

 

まだぽつり、ぽつりですが一雨くれば一気に花が上がると思います。

他にも青紫の花も咲く【熱帯スイレン】がライオン池の横に。

甘く爽やかな香りを持つ【ハナシュクシャ】(花縮砂)が尾根見池のデッキ脇で開き始めました。

英名のジンジャーリリーの名でも呼ばれます。

スペシャルショーガーデンのネバーランドの庭では【ハマゴウ】(浜香)の薄紫の花もご覧になれます。

浜の名通り、海辺に自生する常緑低木で、乾燥と潮風に強いです。

全体に香りがあり、古来から薬草として使われてきたとか。

時期を少しづつずらせて種播きをした【ヒマワリ】も次々と咲いています。

後ろ姿もなかなかですよ。

子供たちも夏休みの今、広々とした花菜ガーデンで生き物観察をお楽しみください。