クリスマスローズとクレマチス

冬晴れの陽ざしの中、早咲きのクリスマスローズと冬咲きのクレマチスが見頃を迎えています。お散歩がてら、探してみてはいかがでしょう。

学名ヘレボルスの一族の中、12月末から開花する、このヘレボルス・ニゲルが名実とものクリスマスローズです。花茎が短く、うつむいて咲くのが特徴で、今、たくさんの花が上がっています。

  

そのヘレボルス・ニゲルを親に持つ交配種もよく咲いています。交配相手のヘレボルス・アーグチフォリウスやヘレボルス・リヴィダス、ヘレボルス・オリエンタリスなどの特徴も現れていて、それぞれ個性的で美しいです。

 

傍らのトレリスには冬咲きのクレマチス・ナパウレンシス(C.napaulensis)の花も見頃になっています。ネパールの名の通り、ヒマラヤ東部から中国南西部に自生する種で、先に咲いたクレマチス・シルホサとはまた違った風情で、なかなか珍しいものです。ぜひご一緒にご覧ください。