今日は♪夏も近づ~く♪八十八夜。
急ぎ足の春につられて、バラは早咲きのものが見ごろを迎えている花菜ガーデンです。
バラ園の様子は「バラ園・薔薇の轍」で詳しくご覧になれますので、ここではちょっとだけご紹介。
まずはバラ園の外周路ある注目スポットを。
平塚市の姉妹都市である花巻市からいただいたバラ、‘グルス・アン・テプリッツ’です。
旧名「日光」。宮沢賢治が友人宅の庭にと贈ったとされる古い品種で、今年も美しく咲きました。
当バラ園はバラの(品種改良の)歴史園でもあるので世界の野生種もコレクションされています。
現代バラの剣弁咲の由来となったとされる中国原産の白一重の【ロサ・ギガンティア】
東アジア(日本含む)原産の【ロサ・ルゴサ】(ハマナシ)
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どちらも春だけ咲く一季咲ですので、咲いている今ぜひご覧ください。
バラの名脇役としての【クレマチス】もバラと一緒にご覧いただけます。
樹木の花も春から初夏へと変わりつつあります。
【シャリンバイ】白花をよく見かけますが、桃色花もあります。
空を見上げるように咲く【ヤマボウシ】
枝垂れる姿が美しい【タニウツギ】
<往にし方の小庭>のマグノリア園では初夏咲きのマグノリア【ウケザキオオヤマレンゲ】(受咲大山蓮華)と【ホオノキ】(朴木)の花が咲いています。
隣のモデルガーデンの庭ではマグノリアの近縁であるミケリア【カラタネオガタマ】(唐種招霊)も見頃です。
英名のBanana Syurubの通りバナナのような甘い香りがします。
群れ咲く一年草【ヤグルマギク】は園路沿いで
田んぼの一角では【アグロステンマ】の桃紫の花が風に揺れています。
キッズ池の水路沿いには【アヤメ】の花も。
キッズファームの【エキウム・ウィルドプレッティ】も見事です。
晩春から初夏の兆しへと移ろう季節をお楽しみください。