チャペックの家と庭

花菜ガーデンが理想とする園芸家として、カレル・チャペックを取り上げています。

チャペックの家と庭

カレル・チャペックは、こう記しています。

「園芸は、単に美しい花を咲かせるための労働とそのむくいだけにあるのではなく、四季の作業をとおして自然の生命の美しさに触れることができる点にあるのだ」
と。

私たちのめざすガーデナー像として紹介し、今もチェコに残る彼の家と庭のイメージを「カレルチャペックの家と庭」として園内に展示しています。

カレル・チャペック(1890-1938)

チャペックの家と庭

カレル・チャペックは、新聞記者であり、前世紀前半のチェコを代表する作家。“ロボット”の言葉を作った人としても有名。

幅広いジャンルで筆をふるい、その作品は、純文学からSF、推理小説、戯曲、童話、評論、伝記、旅行記、エッセイ、新聞のコラムにいたるまで、多岐にわたっている。

カレル・チャペックは、園芸をこよなく愛した作家であり、彼が書いたエッセイ『園芸家12カ月』は園芸家のバイブルといっても良いほど世界中で愛読され、園芸家の代名詞にもなっている。