10月 秋の旬菜を使った目を元気にする料理

メニュー

今月のメニューのポイント
目に役立つと言うとブルーベリーを思われるのでしょうが、水溶性のものは食べ続けないと効果も出ません。そこで、青背の魚、良質たんぱく質、ネバネバ野菜などで、すぐに効果は出ませんが日々取り入れてみてください。旬の里芋をメインに考えましたが、緑黄色野菜も取り入れた食卓にしてくださいね。


ぶりの梅風味焼き

  • ぶりの切り身
    2~4切れ
  • 梅干
    2個
    (あまり塩のきいていないもの)
  • 白炒りゴマ
    大さじ1
  • (A)
    醤油
    大さじ2/3
    大さじ2
    おろしにんにく
    1カケ分
    おろし生姜
    1/2カケ分
    黒砂糖
    小さじ2
  • みりん
    大さじ2
  • 万能ネギの小口切り
    適宜
  1. 梅干は種を除いて果肉を細かく叩く。すり鉢で白ゴマをすって梅肉を加えて更にすり混ぜ、(A)を加えて滑らかになるまですり混ぜる。ぶりを約1時間漬け込む。
  2. 天板にアルミホイルをしいて網をかけ、一口大に切ったぶりをのせて180℃のオーブンで25分焼く(オーブントースターなら約10分)。途中、みりんを加えた漬け汁を2~3回表面に塗る。万能ネギを彩りに散らす。

牛肉寿司

  • 牛モモ切り落とし肉
    200g
  • ごぼう
    1/2本
  • 生姜
    2カケ
  • (A)
    砂糖、醤油、酒
    各大さじ4~5
  • 一味唐辛子
    適宜
  • 3合
  • (B)
    大さじ4半
    砂糖
    大さじ1強
    小さじ1半
  • キュウリ
    1本
  • 大葉
    10枚
  • 2個
  • 牛乳
    大さじ2
  • 少々
  • 白炒り切りゴマ
    大さじ4
  • サラダ油ゴマ油
    各適宜
  1. 米は炊く2時間前に洗って水に漬けておき、炊き上がったら合わせた(B)で酢飯を作る。
  2. 牛肉は小さめの一口大に切り、ごぼうはササガキにして水に放ってアクを抜く。生姜は千切りにする。フライパンにサラダ油を薄くひいて、ごぼうを炒め、牛肉、生姜を加えて軽く炒め、Aを加えて煮、好みの加減まで煮詰めて一味唐辛子をふる。
  3. キュウリを小口切りにして海水程度の塩水に漬けてしんなりさせて水気を絞り、大葉は粗みじん切りにする。卵を溶き、牛乳、塩を加えて錦糸玉子を作る。
  4. 寿司飯に②キュウリ、錦糸玉子、大葉、ゴマを加えて混ぜ合わす。

里芋のたいたん揚げ

  • 里芋
    300g
  • (A)衣
    2個
    粉チーズ
    大さじ5
    上新粉
    大さじ2.5
  • (B)
    だし汁
    300cc
    砂糖
    大さじ2~3
    大さじ2
    薄口醤油
    大さじ1.5
    少々
  1. 固めに“ゆでる”か“蒸す”かした里芋は皮をむき(B)で煮含め、粗熱が取れたら水気を切る。
  2. 溶き卵に粉チーズ、上新粉を加えた衣(A)を泡立て器でよく混ぜ、煮汁を切った里芋をくぐらせて中温の油で揚げる。

里芋のヘルシーババロア

  • 里芋のヘルシーババロア
    150g
  • 牛乳
    150g
  • 砂糖
    大さじ4
  • ゼラチン
    5g
    (水20㏄でふやかす)
  • 卵黄
    1ヶ分
  • 生クリーム
    100cc
  • オレンジキュラソー
    大さじ1
    (なければバニラエッセンス少々)
  • 飾り用
    生クリーム
    アーモンドスライス
    ミントの葉
    チョコレート
    各適宜
  1. ゼラチンは分量の水にふりいれてふやかしておく。里芋はレンジで柔らかくして皮をむき、裏ごしして150g用意する。
  2. 鍋に牛乳と砂糖を入れて火にかけ、砂糖が溶けて温まったらゼラチンを加えて余熱で溶かす。
  3. 里芋に卵黄を加え混ぜ、②を少しずつ加えて混ぜ合わせボウルの底を冷せん(氷水を入れたボウルに底をあてる)して混ぜながらトロミを付けてはずし、代わりに生クリームを入れたボウルの底をあてて冷せんしながら七分立てにし、オレンジキュラソーを加えて八分立てにする。
  4. 里芋のボウルに生クリームを2~3回に分けて加えて手早く混ぜ、冷蔵庫で冷やし固める。分量外の生クリームに砂糖少々を加えて泡立ててババロアの上にトッピングし、削ったチョコレート、アーモンドスライスをふって、ミントの葉を飾る。

知って得する一口メモ

    1. 鰤は脂がのっているほど人気が高いようです。勿論、その脂は体に良い脂なのですが、摂り過ぎは良くありません。照り焼きにせずに梅干で酸味を柔らかくつけ、ゴマを使って栄養効果を上げてみました。
    2. 鰤は血合いも美味しく召し上がれますので、必ず、捨てずに召し上がってください。白い部分よりも鉄やミネラルなど豊富に含まれています。
    3. 良質のタンパク質源としても牛肉はとても良い食材です。卵と酢飯と大葉とゴマ、生姜などと合わせると栄養バランスが良いだけでなく、吸収率もぐんと上がります。塩分が気になる方は酢飯の塩を減らしましょう。
    4. たいたん揚げは、この季節里芋の煮物をたくさん作って余ることもあるかな、と再利用法を考えたメニューです。和風の味わいがチーズでふんわりと洋風に変身しますので、是非、お試しを。
    5. ババロアは里芋を使うことで、生クリームの使用量を半分に出来、また、里芋のヌルヌル成分ルチン(食物繊維)も摂取出来ますので、小さいお子さんからお年寄りまで楽しめるスィーツです。

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