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日本水仙

掲載日 2018年1月27日

こんにちは。

朝、当園の百葉箱の温度計は−10℃を指していたそうです。大寒中とはいえ、立春までが遠く感じられる今日です。

園内の植物たちも春への歩みをしばらくは踏み止めて、まさに‘フリーズ’しているかのようです。

でも、そんな中でも健気に咲いているの花が。ニホンスイセンです。白い花被片(外側の花弁)に黄色の副花冠(中心の花弁)の房咲きの香りの良い品種です(1枚目の写真)
12月から開花するのでお正月の花活けにも重宝しますね。

学名はNarcissus tazetta var.Chinensis(ナルキッスス・タゼッタ・バー・キネンシス)N.タゼッタは地中海沿岸諸国が原産で、古く中国から日本に(その間に微妙に変化をしたので変種を現すvarietasの略のvar.が中国を意味するChinensisの前に付いています)渡来して、自生化したそうです。

【日本水仙】といわれているので、日本原産かと思ったら、はるか昔にシルクロードを通って、ペルシャ〜中国〜日本へと遠く旅してやって来ていたのですね。
それを知ると、小さな姿の向こうに砂漠のオアシスで休むラクダの背に揺られる風景が浮かんだりして、ロマンを感じてしまいます。

植物と話せたら面白いのになぁ。代々伝えてきたその出自を聞いてみたい気がしませんか。

Salis

*2枚目の写真は今の触れん土ファームのスイセンの芽。花咲くのはまだ先ですが房咲きの香りの良い品種です。学名のナルキッススの語源の美少年の話とともにブログに載せようと思っているので、お楽しみに。



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