HOME > スタッフのブログ

スタッフのブログ

クリスマスローズ

掲載日 1月13日

こんにちは。

今日も快晴になり、日中はお散歩日和です。

冬枯れ色の園内にも、植物たちの脈動は深く、静かに打たれていて、特に寒冷地の出自の血を引く植物たちは元気です。

香りのバラ園の端っこ、ウィンターガーデンと呼ばれている一隅にヘレボラスのコレクションがあります。
今まさに見頃を迎えているのがが、原種のヘレボラス・ニゲル(Hereborus. niger)の系統の一群です。

そう、たいがいの皆さんはヘレボラスの仲間をすべてクリスマスローズと認識していらっしゃると思います。雑誌でも展示会でも日本では‘クリスマスローズ’で通っていますもの。無理ないところです。でも本来ヨーロッパではこのH.ニゲルのみを、クリスマスローズと呼びます。12月下旬から1月に(まさにクリスマスの頃)開花するので。
庭でよく見かけるクリスマスローズのほとんどは、3月頃に花が目につきませんか。H.オリエンタリスの交配種が主なもので、ヨーロッパでは‘レンテンローズ’とよばれ、区別されています。

クリスマスローズ=ヘレボラス・ニゲルは基本純白の花のみで(最近はピンクの品種もあります)、他のクリスマスローズが咲き進むと緑色に変わるのに比べて、やや赤味ががる特徴もあります。また、苞葉と呼ばれる襟巻のような葉もありません。葉も肉厚で丈も低いので、こんもりと花束のように地面にあり、それも可愛らしいです。

学名のニゲルは黒を意味し、花が白いのに?と思われるでしょうが、これは根の色が黒いためだそうです。

当園では木々に囲われた丸い庭の中で、小春日和の木漏れ日の下、とても幸せそうに見えます。
それを見ると今年も咲いてくれて、ありがとうとつい声をかけてします。

皆さんも一度、その姿を見に、いらしてくださいね。

Salann



ページトップへ戻る